よくあるご質問

小規模多機能型居宅介護とは、どのような制度ですか?

平成18年4月から始まった、市町村における地域密着型サービスのひとつです。介護が必要となった方が、住み慣れた地域での生活を継続することができるように、「通い」を中心にして、利用者の状態や、希望を踏まえて「訪問」「泊まり」の3つのサービスを組み合わせて提供することで、在宅での生活を続けることを支援する介護保険サービスです。

小規模多機能のメリットは何ですか?

①「通い」「訪問」「泊まり」のどのサービスを利用されても、いつも顔なじみの職員がケアを行います。
②少人数登録制のため、他の利用者様・スタッフとなじみの関係を作りやすく、家庭的な雰囲気の中で楽しく過ごしていただくことができます。
他のデイサービスに行くのを拒んでいた方でも、ほとんどの方が1か月以内にご自分の意志でくわのみにいらしていただいております。
③月額定額制のため、介護保険利用限度額からはみ出す心配がありません。(他サービス併用の場合を除く)
④介護度が中重度になっても入院・入所せずに、住み慣れた自宅での生活を可能にします。
⑤24時間年中無休なので、いざという時にも対応可能です。安心して在宅生活が送れます。
⑥柔軟に泊まりのご利用が可能です。今、泊まりが必要ない方でも、将来的に安心です。
⑦デイサービスに比べ、通いの提供時間も長めで、延長料金などの加算もありません。
⑧食事を3食召し上がっていただくことも可能です。

どんな方が利用できるのですか?

要介護度が1~5の方で、安中市・富岡市・甘楽町に住民票がある方です。くわのみでは、要支援の方については、対象外になります。

設備はどのようなものがありますか?

くわのみ内はバリアフリーです。居間、食堂、厨房、浴室(車椅子の方も入浴可)、洗面台、車椅子用トイレが備え付けられています。宿泊室は全室個室(約6畳)で介護用ベッドが装備されています。トイレ・洗面付のお部屋も2部屋ご用意しております。

利用料の負担は月額どれくらいになりますか?

利用料については、介護保険をご利用していただくことになりますので、1割の自己負担金が発生いたします。
※一定所得以上の方は2〜3割負担となります。
詳しくは当ホームページ『ご利用手引き』をご覧ください。
その他、食事が朝食300円、昼食300円、夕食は300円、おやつ100円、となります。
「泊まり」は一泊1,200円のご負担となっており、ご利用いただく回数によって異なります。

利用料以外の負担はどうなりますか?

①日常生活において通常必要となる費用でご利用者様が負担すべき費用は実費となります。
②月々のレクリエーション費を実費で頂きます。金額はレクリエーションの内容によって変わりますが、100円~800円程度となります。

小規模多機能型居宅介護に登録した場合、他に利用できる介護サービスにはどのようなものがありますか?

福祉用具貸与、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導の4つのサービスが利用できます。その他のサービスはご利用いただけません。

宿泊サービスの利用日数に上限はありますか?

特に宿泊サービスの上限はありません。宿泊希望者が9名の定員を超える日は調整をさせていただくことになります。但し、緊急の場合は可能な限り柔軟に対応いたします。

休業日はありますか?

年中無休・365日利用者様の居宅生活を支援しますので、休業日はございません。

介護が重度化した場合でも利用は継続できますか?

くわのみでは軽度の方から重度の方まで対応いたしますので、介護が重度化した場合でも安心して在宅での生活を送れます。ただし、医療の依存度が著しく高い方や他のご利用者様に危害を加えるなどの行為が頻繁に見られる方はご利用が困難になります。

利用人数に制限はありますか?

登録定員は29名までです。その中で、1日の「通い」の定員は15名、「泊まり」の定員は9名までを基本としています。

登録したいのですが、どのような手続きが必要ですか?

まずはご見学いただいて、施設の雰囲気を味わってください。可能であれば、食事・入浴などが無料でできる1日体験利用をおすすめいたします。登録に際しては管理者または介護支援専門員が応対させていただきます。まずはお気軽にご連絡下さい。
ご登録をお決めいただきましたら、契約作業⇒アセスメント(介護提供にあたって、ご利用者様が何を求め、また、どのような生活をされてきたのかを事前にご本人とご家族様に確認する作業)⇒くわのみケアマネジャーによる介護計画書・ケアプランの作成⇒サービス提供開始、という流れになります。

介護体制(スタッフ)について教えてください。

日中であれば通いサービスを行うためにご利用者様3名に対して職員1名以上、訪問サービス対応スタッフが1名という配置になっております。スタッフの中には、1名以上の看護職員も含まれます。

夜間の体制はどのようになりますか?

夜間帯は午後9時から午前6時で、夜勤1名+宿直1名(自宅待機)の体制となっております。